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アメリカでの家購入大作戦(その9:Closingまであと一息、なのにまた!!!) [ホーム]

Juliaからメールが。
”そろそろClosingが近いから、Utilityのセットアップを始めたら?”とのこと。それはそうだ。

今まで思いつかなかった訳ではないが、このまますんなり契約出来るはずがない、そんなにうまい話があるわけない、と頭のどこかで考えていたからか、する気も起きなかったのだが、自分のエージェントに勧められるとようやく本当に契約が近いのかなあ、という実感が湧いて来る。


最終契約を16日10:30にすることに決まったことから、その日は会社を休んで引っ越しとUtilityセットアップを全てその日にやってしまう計画にした。
電気水道ガス電話ネットケーブルテレビ・・・これらの開通が想像以上に手こずることも前回のアリゾナ在住時に身にしみていて結構うんざりなのだがしょうがない。今回は前回のように、ガス開通工事の約束の為その日会社に行くのを遅らせて待っていたら夜の10時まで来なかった、ということなどありませんように・・・・

先行して送っていた引っ越し荷物第一弾もようやく搬入出来る。とっくに日通の倉庫には届いていて、さらにはなんと先日帰ってしまった前任者から譲り受けた家具一式も一緒に保管してもらっている状態。早く引き取りたいところだ。

そんなこんなで着々と2ヶ月に渡るホテル生活の終焉に向け契約を10日後に控えた今日、またもや衝撃の事態が発生するのである。

つづく・・・

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アメリカでの家購入大作戦(その8:ローン審査その後) [ホーム]

取りあえずPre-approvalはもらったもののその後音沙汰がない。6/26までに全部書類が揃わなきゃいけないのに、新しい情報が入るのが6/25とのこと。この時点でもう26日Closingは絶望的だ。

幸いSellerの方も待ってくれるとのことらしく、再々延期の為の書類にサインすることに。売り手としては、延期の申し出を蹴って改めて他の人に売る、という選択肢もあったはずなのだが、売り手のエージェントもLarryのことを知っていて状況を把握していることから、売り手自身も比較的安心して待ってくれている模様。これはLarryにローン手配を頼むと決めた時に期待していた効果だったので、ここは読みが的中した格好だ。おかげで地球滅亡が7/16に延びた。

そうこうしているうちに、会社にでっかい封筒が届いた。中を開けると書類の山。これがいわゆるPacketと呼ばれるローン申請書類らしい。後から考えるとこの書類の到着が26日。新しい情報とはこのことか・・・・

本当は全部はじからはじまで全部読破してからサインしたいところだが、今は時間優先。早速Larryに電話して、今から事務所に行くから全部説明してくれ、と言って押し掛けた。

彼は、少なくとも100枚は超えると思われる書類の中から、他の電話に出ながらもひょいひょいと書類を選別していく。最終的に20枚くらいになった書類を順番に説明してもらい、サインサインサイン・・・・本当に読破しなくてよかった。全部読んだら徹夜コースだ。。
彼からは、これに加えて頭金を出すこちらの口座とここに入金した元の口座のstatement、過去2年の源泉徴収などを送ってくれと言われた。当然日本語だったりする訳だが、Language teamなる人たちが訳してくれるそうで。
その日中に全部の書類を送付、全てを彼に託した。

うまく行きますように。。

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アメリカでの家購入大作戦(その7:あなたはお金貸してくれるのね?) [ホーム]

金曜の夜、教えてもらったLarryの事務所の住所にいったものの、Wells fargoはあるがどこにもBank of Americaの看板はない。直接電話してみたところ、何の看板もない普通の事務所棟っぽいところから長身のLarryが現れた。名も無き建物に入れという。

ぼったくりじゃないよね・・・と一瞬思いながら中に入っていったところ、彼の事務所らしき部屋には見慣れたバンカメのマークが。後で考えれば本当にぼったくりだったら外から見えないところにしかマークなんて使わないから、全く安心できる状態ではなかったのだが、その時は何となく安心して打ち合わせを開始した。

事前に聞いていたのが、彼は通常のconventional loan以外にFHA Loanというものを使って外国人相手のローンを処理しているという事。筆者もノーガードで行きたくなかったので、前日に即席でにわか知識を詰め込んでいた。
色々読んだが、金融ど初心者の筆者には分かったような分からないような感じ。
何となく理解できたのは、
Conventional loan : いわゆる普通の住宅ローン。トータル価格の20%以上の頭金を出せる場合に限る。与信はそれなりに厳しい。
FHA loan:上記に該当しない(出来ない)人向けのローンの側面あり。通常は金利もConvetionalより低いらしい(今は違うようだが)。多分だけど、住宅市場活性化のために用意されている半官半民のようなものかと想像。日本でいうフラット35みたいな感じ?与信はそれほど厳しくない模様。

で、Stephenからダメ出しされたのが、Conventional Loan。ここをフラット35でカバーしようとしているらしい、ということが予習の結論。

Face to Faceで状況を話し始めたが、やはり電話より格段に安心だ。つたない英語も身振り手振りでカバーできるし。

しばらくパチパチとパソコンを叩いていた彼が画面を見せてくれた。驚いたことに前回アリゾナに赴任していた時の状況がばっちり記録されている。どこに住んでいたか、どのクレジットカードをいつの時点で何枚持っていたか、自動車ローンがいつ終わってるか、その結果のCredit Scoreが何点か・・・・お金に関わる情報がぜーんぶ丸見えなのだ。これがまさにSocial Security Number(SSN)のお陰というか仕組みなんだろうか。少し垣間みた気がした。
 アメリカ人はCredit Scoreというのをすごく気にする。この点数が低いとローンの金利が上がったり、筆者のようにそもそもお金が借りられない状況になったりする訳で、信用度そのものの尺度となっているのだ。このスコアは色々なパラメータをもとに決まる事から、これを上げるためのテクニックも存在し、さらに効果的なスコアアップを売りにする業者がいたりする。前回在住時はキャンペーンキャッシュバックをもらうためになんちゃってオートローンをした以外にお金を借りた事がないのでスコアを上げようとする気がなかったが、今回は気にしないと。。
一つLarryに言われたのが、クレジットカードは1枚にしておくように、と。何と2枚になると点数が下がるとの事。ええっ、ANA USAカード申し込んじゃったよ!

・・それはともかく、やはり彼の画面でもConventional Loanの場合は信用度の確認が別途必要でそれ以上進めないと表示されているが、FHAはいける事になっている。金利はというと15年もので、
Conventional Loan : 3.25% (法人契約の提携金利で2.75%)
FHA Loan : 3.25%
ということで、まっとうな(?)うちの会社勤務のアメリカ人よりは金利は高いが、市場一般金利では借りられるということみたい。ま、これ以上を望める状況ではないので、ぜひこれでお願いすることにした。

申請にあたり色々な書類を出すのだが、どうしても日本語になってしまうのが日本での所得証明。今更市役所でもらうわけにはいかず、幸い手元にあった会社からの書類を英訳して付けてみたのだが、何せ家も買った事ないサラリーマン、確定申告なんてしたこともなく、言葉の意味も仕組みもイマイチ分からず訳し方が分からない。だって、普通は税込み年収から税金引いたら手取りになるはずで、数字はその3つで済みそうなものなのに、基礎控除が何たらとかあって理解不能。仕方ないのでLarryには、ここに書いてある数字は暫定で、後ほど別途調整されている、と適当に説明しておいた。
これでうまくいきますように・・・・

(地球滅亡まで、あと11日)

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アメリカでの家購入大作戦(その6:誰かお金貸して下さい) [ホーム]

Stephen Bakerの要求項目を送って待つ事数日。今度はJuliaから連絡が来た。彼女にはLoanの担当がStephenになった事はもちろん伝えてあって、直接色々プッシュしてくれていたのだが、何でも”今日彼に送ったメールに自動返信が来て、10日間Vacationを取っていて返事が出来ない”とのこと。月末までにこっちがPre-approvalを取らなきゃいけない事など知っているだろうに、筆者にもJuliaにも事前に一言もなしでVacation!?全く社会人としてなっていない。
一応急ぎの場合の担当の連絡先があって早速連絡を取ったのだが、話を聞く限り全く引き継ぎされている様子はない。Juliaはここで月末納期を断念し、売り手に状況を説明の上、納期を延ばしてもらうよう交渉を始めてくれた。

そこで、状況を見た売り手のエージェントが、外国人相手の住宅ローンに詳しい人がいるよ、と教えてくれた。以前その人がタイ人の購入のエージェントをした時に対応してくれていたとの事。こちらもPlan-Bは必須と思っていて他の銀行を回ろうと思っていたところだったので渡りに船。早速情報をもらった。
が、聞いてみるとここもまたバンカメじゃないの。ただ、Stephenのようにカリフォルニアのコールセンターではなく地元。確かにこれなら少なくとも直接話が出来る。
恐る恐るそのLarryという人に連絡してみた。ソフトかつ自信にあふれた口調で、話を聞いていると既にapprovalが取れた気すらしてくる。が、今まで何度も煮え湯を飲まされた経験のある筆者、7割差し引きの期待値レベルに抑え、取りあえずアポイントを取った。

そんなこんなしていると、日焼けした(?)休み明けのStephenから連絡があった。こっちは相当腹が立っていたので既に戦闘モードだったが、Pre-approvalの申請状況を尋ねた筆者に対して彼が開口一番、まだ東京電力のアカウント情報をもらっていないので始めていない、などと言い出したので”完全に”キレてしまった。メールは即返信している、何で休む事が分かってたのに連絡しなかったのか、月末までに結果がないとこちらが困る事は分かってたよね・・・多分かなりめちゃくちゃな英語だったろうが、”十分”気持ちは伝わったと見え、即対応すると言って電話を切った。
(・・・後で考えてもこれだけ怒ったのは久しぶり。前回はいつだったっけなあ、と思ったら前回の帰任直前だった。やっぱりアメリカか・・・)

で、Stephenにしては珍しく次の日にすぐ返事が来た。要するに言い訳で、海外の与信をするには専門のチームに対応してもらわなくてはならず、自分の決済権限から外れる事。審査には最低60日から90日かかること、本当にこのビジネスは担当したかったが(嘘つけ)残念だ、などと書いてあった。
もう腹立つ自分に腹が立つのでさっさとそのメールは捨てた。

次はソフトなLarryに期待。。。

(地球滅亡、もとい書類提出期限まで、あと12日)

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アメリカでの家購入大作戦(その5:予想通り順調にトラブってます) [ホーム]

家が取りあえず問題ない物件だということになると、売り手としては峠は超えている。第三者から物件のお墨付きをもらった訳で、次は、”おらおら、早く耳そろえて払ってもらおうじゃんか”とは言わないだろうが、立場的にはこちら側がちゃんと払える算段がついている事を証明しなくてはいけない。

今回の購入にあたっては、昨今の$1=¥80の円高メリットを存分に活用しているが、それでも全額即金で買える訳でもなくローンが必須。”あて”として、前回在米時より口座を持っていたBank of Americaに頼むつもりでいた。ずっと口座を持っていて残金含め状況を知っているだろうということと、会社がここと法人契約をしていて住宅ローン金利他がお得になるという情報を掴んでいたからだ。

取りあえず電話をしてみると、Stephen Bakerという担当に繋がった。日本から来たばかりだけど家を買おうと思っている、口座はバンカメに前からあるしSSNも持っている。ついでにうちの会社はそちらと法人契約しているはず、等など。"OK"と言って電話の向こうでパチパチキーボードを叩く音が聞こえ、15年ものの金利が2.75%になるよ、と教えてくれた。地元の地方銀行のレートより0.5%は低そうだ。しめしめ。

こちらとしては、まず銀行からのPre-Approval(ローンの仮審査)を20日以内、つまり5月末までに売り手に示さなくてはならない。取りあえず審査を始めてもらうようお願いした。

その後音沙汰がないので電話をかけてみたもののなかなか繋がらない。ようやく繋がり状況を聞いてみたところ、まだPre-approvalが取れていないとのこと。Credit historyが良くなくて引っかかっているようだ。
確かに前回帰任してから4年間アメリカでは収入がない訳で、信用しづらいのは分かる。だけどそれはちゃんと説明したし、SSNを既に持っていて、しかも不在期間もずっとアカウントをキープしていたのなら大丈夫、と言ったのは彼だ。でも実際には、2008年以降定収のない人、という事がSSNを持っていた事によって逆に疑いようもない事実となってしまい、NGをくらってしまったようだ。まあ、ここまでは予測の範囲内であったが、それが分かったなら早く連絡しろよ!時間がないんだから!!

そうは言ってもしょうがないので、アメリカ不在中の生活の証明として彼が次に要求してきたものが次のものである。
・日本の住所
・電気、ガス、電話などの会社名、連絡先とAccount No.

住所はともかく、アカウントナンバーには呆れてしまった。ニチガス(社宅はLPガスなので東京ガスではない)に電話して、これこれこんな人がガス代をちゃんと払っていましたか、とかアメリカから聞くのだろうか?あまりにピントがずれていて腹が立ったので、ガスの連絡先は”ちゃんと”請求書に書いてある清瀬支店の番号を書いてやった。受付の女の子は結局英語の電話を受けたのだろうか。

<つづく>

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アメリカでの家購入大作戦(その4:家の素性確認) [ホーム]

取りあえずオファーが通ったのが第一関門。次のステップは、

1. 手付金を払う

2. その家が買うに値する家なのかを買い手が確認。無条件OK、条件付き、キャンセルのいずれかを決定

3. ちゃんと支払い能力があることを売り手に証明すること

ということらしい。ま、当たり前か。

 

まず手付金。チェックで払う必要があるのだが、今回の赴任時にチェックブックを日本から持ってくるのを忘れてしまっていた。新しく送ってもらうにしても1週間はかかり間に合わない!と焦っていたら、Juliaが、”Cashiers checkでもOKよ"、と教えてくれた。恥ずかしながら何のことか分からなかったので聞いてみたら、窓口に行って作ってもらえるチェックで、むしろパーソナルチェックよりも信頼度が高くてGoodとのこと。会議の合間をぬって銀行に飛び込み作ってもらい、事なきを得た。

 

次に2.についてだが、具体的には

 a) Home inspection

 b) Termite inspection

 c) Radon inspection

を実施してもらった。

 

a)はいわゆる普通の家のチェック。資格を持った専門のインスペクターが隅から隅まで問題点を指摘してくれた。レポートには、雨樋の排出口に石の受け皿がないところがあるだの木製フェンスの一部が傾いているだの言い掛かりに近いようなものから、基礎の部分にネズミの巣の跡があるだのげんなりするようなことまで30ページ近くにわたって延々と書かれている。こんなのを読まされたら普通の人は”この家大丈夫か?”と思うこと請け合いだと思うのだが、Julia曰く、”よかった、こんなに薄いレポート、なかなかないわよ”、とのこと。どうもこんなものらしい。

 

b)は要はシロアリ検査。特に問題なし、と言われた。

 

c)はラドンの検査。ラドンというと日本ではラドン温泉くらいしか普通はなじみがないがそのラドン。放射性物質である。自然界の土や水分中に普通に存在するのだが、家の中のほうが通常気圧が低いことから濃度が高く、特に喫煙者の肺ガンリスクを増大させることが分かっているとのこと。

最初に聞いた時はふうん、と思っただけだったのだが、開始直後の速報値が基準値を超えていると連絡が。聞いた瞬間は今度は放射能で諦めることになるのか、と呆然としたが、実際の検査にはほぼ2日かかるので最終結果を待てとのこと。

そうは言ってももしだめだったらと思うと心配で仕方ないので即席で調べ始めた。見ていくと環境省のEPAが指針を出していて、濃度が4pCi/Lを超えたら対策を取ったほうがいいと言っている。対策の色々方法はあるらしいが家の中を負圧にならないような装置を取り付けたりするようで、コストが少なくとも$1000はかかるらしい。

 

このラドン検査、やらない人も多いそうで気にしなければ良かったのかもしれないが、家族が住む家だけに見て見ぬ振りは出来ない。思い切ってキャンセル、も考えたが、最終的には条件を付けてもらうことにした。具体的には、”そもそもEPAの指針を超えるような家は欠陥、検査結果が最終的に基準値を超えている場合は現オーナー負担で対策して欲しい”、と。もしこの条件をオーナーが呑めないなら縁がなかったと諦めるつもりで。

 

2日後、出てきた測定値は3.8となり、一応基準値は満たす結果に。こっちとしては超えて直してもらえた方が(オーナーが了解したかは不明だが)良かったのだがしょうがない。自分で対策するかは家族が来るまでに考えることとした。

 

続いて3.のお金の話。これがまた大トラブルになっている(現在進行形)のだが、次のパートにて・・・


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アメリカでの家購入大作戦(その3:今度こそ物件決定?) [ホーム]

勝てると思っていた戦いに負けると結構ショック。が、Juliaは次の日から早速新しい物件リストを色々送ってくれたが、どれも結構古めのものが多い。

というのも、一度築1年の家を見てしまうと、いくら手入れがされているとはいえ築年数のたった家は特に水回りの状態が気になる物件が多い。またそれなりに造成されてから時間が経っているところは、近所の人の年齢層も高め。これは小さい子どものいる家は庭に遊具があったり玄関先に三輪車などがあるし、逆に年齢層の高いと思われる家にはガレージ前にバスケットのゴールが備え付けてあったり、ガレージ内にレストア用のクルマがあったりするのですぐ分かるのだ。

 

Juliaに新しめの家がいいかも、と言ったら早速いくつか情報を教えてくれたのだが、今は陰も形もなくてこれから建てるので引き渡しが3ヶ月後、とかいうあまりに新しすぎる物件だったりしてそれもうまくない。

ということで改めて自分の頭の整理も含めて彼女に物件の優先順位を伝えることにした。

 

1. 価格:$30万以内

2. 地区:Williamson county内

3. 時期:最遅7/中までに入居可能(8月からこちらの新学期)

4. 築年数:10年以内

5. 床面積:2000sqft以上

6. ガレージ:しっかり2台入ること(アメ車が2台入らないところも結構ある)

 

これでもう一度探してもらって再度ツアーをすることになったのだが、どれもぎりぎり築10年かそれ以上のものばかりでちょっとどうかなあ、と思っていたところ、突然まだ日本にいるかみさんから”この家はどう?”というメールが飛んできた。ネットで検索していたらしい。

IMG_4518.jpg

見てみると築2005年と、元々ツアー予定だったどの物件よりも新しいし、全ての条件を満たしている。早速Juliaに伝えてこれも加えてもらった。・・・というか、なんでこちらで引っかからないんだよ、とちょっと思ったりはしたが。

 

で、ツアーした結果、かみさんリコメンドの物件が唯一良いと思える物件に。。。早速オファーを出してもらった。今度はJuliaも周到で、他のオファーが出ていないことを先方のエージェントに確かめた上で、こちらの出したオファーの返答期限をその日の昼までに求めることにして競り負けることのないように設定。無事オファーが通ることになった。

 

何だか結果的には日本から遠隔操作された感じだが、何はともあれこれで第一関門突破。しかしまだまだ道のりは長いのだ。。。


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アメリカでの家購入大作戦(その2:物件決定、しかし・・・) [ホーム]

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改めてFor Sale物件をリストアップしてもらった。ここアメリカでは住宅の購入といえばほとんどが中古物件といっても過言ではない。もちろん新築もあるのだが、日本と違い30年で価値がなくなるようなことはなく、住みながら自分で手を入れていってその価値をさらに高める意識が高く、投資の要素も含まれている。これは、家に限らず日本人ほど新品指向がないので中古を敬遠する感覚がない(これはクルマも同じ)のである。

 

For Rentも含めて7-8件Juliaと一緒に回らせてもらった。結果、賃貸は売り物件と比較するとろくなのがなく、この時点で借りるのを完全に諦めた。

この日は最終的に築1年というほとんど新築の物件に狙いを定めた。何でもオーナーが買ったとたん異動となって売るはめになったとか。日本でもよく聞く都市伝説?を地でいっているパターンである。

当たり前ながらほとんど新築。周辺もまさに開発途上であちこちで家を建てている最中で、既にあるアメリカ人コミュニティに飛び込むより敷居も低そう、ということもあり、清水の舞台から飛び降りるつもりで”買う!”と宣言してみた。赴任後4日目のことである。自分にしては決断が早い!

 

こちらで家を買う際には(というか筆者は日本でも買ったことがないのでそもそも知らないのだが)売り手に対してオファーというものをまず出すことになる。要はこんな条件なら買いたいんだけどどう?ということを書面で正式に聞くのである。

 

ちょっとくらいは値切れるかとも考えたのだが、Juliaが先方のエージェントと話したところ、ちょうど他の人がオファーを出したところだとのことで、負けないためにはあまりケチな条件は出せない。結局彼女と相談した上、価格は言い値のまま、備え付けてあった冷蔵庫、洗濯機と乾燥機はそのままにしておいて、という条件でオファーを出してもらうことに。ただ既に出ている対抗オファーに決められてしまう前に提出しなければならず、今日の夜10時までに返事をしないとそっちに決めちゃうよ、と言われたのが夜8時半。emailで送られてきた書類にサインして返さなくてはいけないのだが、赴任直後でしょぼい長期滞在型のモーテルに泊まっておりビジネスセンターもなし。フロントに掛け合って、そこにあるパソコンからgmailに入ってプリントアウトしてくれ、と頼み込んでみたがmanagerがいないから明日まで待って、といって取り合ってくれず。会社に行くか、とも思ったがまだパソコンをもらったばかりでプリンターの設定がすぐ出来る自信もなく・・・

こりゃ万事休すだ、と諦めてJuliaに無理・・、とメールをうったところ、彼女も色々調整してくれていて何とか半日延長してもらえることに。次の日朝一番で彼女のオフィスに行ってその場でサイン、昼過ぎの合格発表を待つことになった。Julia曰く、これなら勝てるでしょう、と言ってくれていたのですっかりその気になって将来の生活を妄想していた。

 

待つこと数時間。サインするための待ち合わせの時間までその家を見に行ったり近くのモールで時間をつぶしていたりしていたら彼女から電話が。てっきり取れたよ、といううれしいお知らせかと思ったのだが・・・・なんと落選のお知らせ。負けたので来てもらっても無駄になっちゃうから、と連絡をくれたのだった。詳細は不明なるも相手はもっといい条件を出してきた模様。やっぱり冷蔵庫がいけなかったのか??

 

もう気分は自分の家だったので結構ショックだったのだがしょうがない。また家探しは振り出しに戻ることになった。


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アメリカでの家購入大作戦(その1:プロローグ) [ホーム]

またアメリカに赴任することになった。

前回初めてアメリカに赴任したのが2005年。3年後にリーマンショックが来ることなど誰も知らず(当たり前だ)アメリカは好景気。アリゾナ州フェニックスにはIntel等の半導体産業がやって来るなどで人口が大幅に上昇。住宅価格もうなぎ上りの時期だった。

結局この時は前任者が借りていた一軒家を引き継いで借りることになったのだが、インド人のオーナーからは買わないかとも言われていた。価格は$440000くらいだったと思う。当時の為替レートを考えると5000万円近くだったが、オーナーが2000年に買った時は$200000以下。半導体産業の拡大とそれに伴う人口流入が続くフェニックスの状況を考えると結構いい投資になるよ、なんてささやきはあちこちから聞こえていたのだが、日本でも家を買ったことがないのに初めての海外でいきなり買うほどの勇気も資金もなく、大人しく借りることに決めたのだった。・・・後に2008年に帰国した際には本当に買わなくてよかったと思ったものだ。言うまでもないがリーマンショックで大変なことになっていたからである。

時は変わって2012年。何の巡り合わせか、今度はテネシー州ナッシュビルに住むことになった。前回同様、まずは単身で乗り込んで生活セットアップを開始。家探しはクルマ購入と並び2大イベントだ。ただ前回と同じ国だけあって勝手が分かっていることもあり気持ちはずいぶん楽だ。


家探しについては、赴任前からネットや前任者などから情報収集はしていたのだが、当たり前だがいくら画面で見ても五感で感じないとよく分からず・・・何となくの地域の当たりだけをつけて不動産屋に飛び込むことにした。


アポなしでいきなり訪問した怪しいアジア人を快く迎えてくれたのがJulia。5年ほど前にロスから引っ越してきたRealtor兼lawyer。その理由がこの地域の教育システムがとても優れていて子育てによいと判断したからだとか。

早速条件を伝えて物件リストを出してもらった。その条件とは、

1. Williamson County内

2. 一軒家

3. 3ベッドルーム、2バスルーム、2ガレージ以上

4. 広さ2000sqft以上

5. $2000/月以下


しかし、良い物件が見当たらない。そもそも一軒家の賃貸物件が極端に少ないのだ。Julia曰く、リセッションの影響でローンを払い続けることが出来なくなった人が家を手放して賃貸を借りているんだそう。もっとも知人によれば年初には結構For Rentの看板がたくさん立っていたというから、引っ越しシーズンから外れていることも影響している模様。


もちろん一軒家を諦めてアパートにすれば物件はたくさんあるのだが、一度アリゾナで大きな一軒家の味を知ってしまっている筆者。ここは譲りたくない。超円高、超低金利などの現状も考えた末、思い切って買う方向に舵を切った。


ということで、人生初の住宅購入がアメリカで、となった筆者の”人生最大の物欲”の行く末を記録していきたいと思う。どうなることやら。。。


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コンソールボックスふた シート同色化(赤!) [クルマ]

以前よりあるサイトでアウトレット価格になっていたコンソールボックスのふた。愛車のシートと同色の赤、かつ同じ生地だったのでインテリアの雰囲気は上がると思っていたが、ようやく購入の運びとなった。

IMG_9993.jpgIMG_9992.jpgIMG_9994.jpg

交換はふたごと取り外して付け替えるのみ。ただ、プラスネジの切っていない5mmの六角というとてもレアなネジ。たまたまソケットを持っていたが、モンキーでは結構手間取ったと思われ・・

物欲No. XX Mustang Red console lid

$50.00 (Clearance)

http://www.classicdesignconcepts.com/shop/index.php?l=product_detail&p=189


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