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アメリカでの家購入大作戦(その5:予想通り順調にトラブってます) [ホーム]

家が取りあえず問題ない物件だということになると、売り手としては峠は超えている。第三者から物件のお墨付きをもらった訳で、次は、”おらおら、早く耳そろえて払ってもらおうじゃんか”とは言わないだろうが、立場的にはこちら側がちゃんと払える算段がついている事を証明しなくてはいけない。

今回の購入にあたっては、昨今の$1=¥80の円高メリットを存分に活用しているが、それでも全額即金で買える訳でもなくローンが必須。”あて”として、前回在米時より口座を持っていたBank of Americaに頼むつもりでいた。ずっと口座を持っていて残金含め状況を知っているだろうということと、会社がここと法人契約をしていて住宅ローン金利他がお得になるという情報を掴んでいたからだ。

取りあえず電話をしてみると、Stephen Bakerという担当に繋がった。日本から来たばかりだけど家を買おうと思っている、口座はバンカメに前からあるしSSNも持っている。ついでにうちの会社はそちらと法人契約しているはず、等など。"OK"と言って電話の向こうでパチパチキーボードを叩く音が聞こえ、15年ものの金利が2.75%になるよ、と教えてくれた。地元の地方銀行のレートより0.5%は低そうだ。しめしめ。

こちらとしては、まず銀行からのPre-Approval(ローンの仮審査)を20日以内、つまり5月末までに売り手に示さなくてはならない。取りあえず審査を始めてもらうようお願いした。

その後音沙汰がないので電話をかけてみたもののなかなか繋がらない。ようやく繋がり状況を聞いてみたところ、まだPre-approvalが取れていないとのこと。Credit historyが良くなくて引っかかっているようだ。
確かに前回帰任してから4年間アメリカでは収入がない訳で、信用しづらいのは分かる。だけどそれはちゃんと説明したし、SSNを既に持っていて、しかも不在期間もずっとアカウントをキープしていたのなら大丈夫、と言ったのは彼だ。でも実際には、2008年以降定収のない人、という事がSSNを持っていた事によって逆に疑いようもない事実となってしまい、NGをくらってしまったようだ。まあ、ここまでは予測の範囲内であったが、それが分かったなら早く連絡しろよ!時間がないんだから!!

そうは言ってもしょうがないので、アメリカ不在中の生活の証明として彼が次に要求してきたものが次のものである。
・日本の住所
・電気、ガス、電話などの会社名、連絡先とAccount No.

住所はともかく、アカウントナンバーには呆れてしまった。ニチガス(社宅はLPガスなので東京ガスではない)に電話して、これこれこんな人がガス代をちゃんと払っていましたか、とかアメリカから聞くのだろうか?あまりにピントがずれていて腹が立ったので、ガスの連絡先は”ちゃんと”請求書に書いてある清瀬支店の番号を書いてやった。受付の女の子は結局英語の電話を受けたのだろうか。

<つづく>

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