リア リップスポイラー装着!その1 [クルマ]
とうとうやった。苦節半年・・・は大袈裟だが、我ながらのろまである。
このブログのタイトル通り、筆者は物欲が強い(と思う)。ただ、物欲には限らないだろうが、この手の人間の欲求は、満たすまでのプロセスと満たす瞬間までがポイントで、その後は下降線をたどる。旅行は計画中が一番楽しかったりするし、ご飯だって食べ終わったら食欲は満たされる(当たり前か)。
筆者の物欲もご多分に漏れず、手に入れた瞬間から満足度が下がってくる。本来、物を買うという行為は、何かをするために必要だからする”手段”なのだが、物欲人間にとっては、買い物はそれ自体が”目的”。目的が達成されたら興味がなくなるのは当たり前(?)で、こんなうんちくを語るくらいなら少しは直せばいいのに、と我ながら思う。
それはさておき、また本線から脱線しそうなので話を戻そう。最初にのろまだと言ったのは、今日の本題のリップスポイラーを買ったのが今年の初め。色を塗って車に装着したのが先週末だからである。
筆者の現在の愛車である、'05年式のMustang。これまで外見関連の変更としては、ローダウン、インチアップ、クオーターウインドウルーバー、カーブラのみ。本当はフルエアロもしたいところなのだが、値段がとんでもなく高い($1000以上)。しかもこの間、フルエアロ仕様の車がディーラーに展示してあったのだが、微妙なラインの造形が雑で、オリジナルの形状とぴったり合っておらず、ブリスターフェンダー部の両面テープが剥がれそうになっているところを発見して以来、一気に幻滅してしまっていた。しかもパーツは当然未塗装。仮にフロントのエアロバンパーが未塗装でどっかりやってきたとして、自分で完璧にぬれる自信もない。頼むとしてもこれまた高い。
ということで、物欲が強いなどと叩いていつつ、しっかり財布とも相談し、自分で塗ってちょっと失敗してもあまり目立たない、と計算できたリアのリップスポイラーの購入を決めたのであった。もちろんベースには、オリジナルではやや腰高感があるリア周りを変えたいというのがあったのだが。
まず、どこのエアロにするか?だが、これはこのサイトが役に立った。それぞれのパーツを付けたときの雰囲気が実際にビジュアルで見られるのがいい。ヤン車っぽくならない程度の”チョイ悪風”(笑)が狙い。結局、Street Sceneというメーカーの物に決めた(これは今年の初めの話)。
次がパーツの塗装(これ以降が先週末の話)。筆者が日本にいたときもこれは悩みの種だった。頼むと高いし、自分では仕上がりに自信がない。それはこちらでも状況は全く一緒。結局自分でやることにした。可能であれば当然エアブラシで・・・と物欲モードに移りそうなのだが、今後のことを考えるとさすがに無駄が多すぎる。日本同様、スプレーペイントで我慢することにした。
日本では、オートバックスにいけば大抵の純正色のスプレーペイントは揃っているのだが、こちらではどうも状況が違う。そこらの店に行っても全くと言っていいほどぴったりする物はない。仕方がないので、ディーラーに出向いてどうすれば手に入るかを訪ねたところ、店を教えてくれた。行ってみた先は、いわゆる本当のペイント屋さん。カラー番号を伝えると、その場で調合して、希望に応じてスプレー缶にもしてくれる、プロ向きのお店だった。個人で車の色塗りをする人はこちらにはいないのだろうか。
その2へ続く・・・
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