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アメリカからの愛車の引っ越し(その1、出国まで) [クルマ]

今回の赴任はTennessee州Nashville。Tayler Swiftが住んでる街、と言ってもどこだか分かる人はなかなかいないでしょう。Chicagoの南、Atlantaの北といってもあまり説明になっていないか・・要するに近くに海、それもいわゆる港はない。
クルマを引っ越すのにあたっては、当然港までの陸送がその第一歩。前回はArizona州Phoenixに赴任しており、LA
まで近かった(それでも車で約6時間だが)ので自走したのだが、NashvilleからLAまで自走するのは現実的でない。東海岸の港経由という手もあったのだろうが、前回のクルマ引越しの際にも非常にお世話になり、筆者が全幅の信頼を置いているロスのジミーオートインポートさん以外に輸出をお願いするつもりは毛頭ない。

ということで陸送の業者を探し始めた。

このご時世、ネットで探せばどんなサービスもすぐに見つかるがクルマの陸送業者も御多分に洩れず。色々業者の候補が出てくる。見積もりを取ると金額や納期はピンキリで、高けりゃ安心なのかも皆目見当がつかない。

ということで、結局ここもジミーさんにお願いしてしまった。。ジミーさんの長年のご経験から一番信頼できるAuto Haulerを手配して頂いた。

結果的にはやはりこれは正解で、以降この業者は頻繁に最新状況を連絡してくれ、年末クリスマス休暇でドライバーが捕まりにくい中、何とか希望時期にピックアップしてもらえるよう調整してくれた。アメリカの会社でこんなにフォローアップがしっかりしている会社はそうない。さすがジミーさん・・・・

ピックアップ当日はあいにくの天気だったが、ドライバーの方もとてもしっかりした、しかも気さくなおじさんだった。Tennessee在住ということで地元の方。以前はMarineで働いていて日本にも来たことがあると言っていた。丁度筆者のChallengerが1台目でこの先、PhoenixとLas Vegas経由でLAまで行くとのこと。君のは一番傷がつきにくい一番後ろの上段で運ぶから、と言ってくれた。

・・で、待つこと1週間。ジミーさんから、「届きましたよ」との連絡。次の船に乗せて頂くよう手配を依頼。Have a nice trip...

DSC06905.JPG
LAで乗船を待つ愛車(ジミーさん撮影)

ここまでの費用:
陸送費用(Nashville - LA) : $1300
海上運送費用(LA-横浜):$1650



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アメリカからの愛車の引っ越し(その0、プロローグ) [クルマ]

何の偶然か、この10年間で二度のアメリカ駐在を経験させてもらった。

物欲、特にクルマに目のない筆者はいずれもここぞとばかりに分不相応なスポーツカーを乗り回し、週末は大きなガレージの中で工具片手にクルマの下にもぐってDIY改造に勤しむ、というアメリカンライフを堪能させてもらった。

しかし、夢の時間は遂に終わり、年末に再び日本に帰国することになった。

今回の赴任当初より、帰任時に愛車を連れて帰ることは(前回同様)決めていた。実際のところは異動先が日本でない可能性もあったし、充てがわれる社宅の駐車場が立体駐車場だったりしたら万事休すだったのだが、「絶対持って帰る」、という強い気持ちに負けたか(?)、今回の帰任先は東京、社宅は23区内にも関わらず地下の平置き駐車場付きの場所に決まった。

結果的に今回は前回と違い、ガスレポ(及び前回はなかった加速騒音試験)を個人で依頼することはせず、既にあるレポートの同型車枠での輸入とした。いつかまたやるかもしれない?三度目の輸入時に備え、自分への備忘録として記載したいと思う。

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これは引っ越し前日。運んでもらうのを待っているところ・・


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Dodge Challenger SRT8シャコタンの巻 [クルマ]

久々のクルマいじり。今回はシャコタン、今風にいうとローダウンを実施。

なぜかアメ車のスポーツカーは車高、というかタイヤとホイールハウスの隙間が大きめのことが多い。むしろBMWのセダンのほうが低かったりするくらい。言い換えると下げがえがある、ということか。

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今回チョイスしたのはB&Gというマイナーなブランド。弊方は知らなかった。本当は安心のEibachにしたかったのだが対応しておらず。 HPには、現在開発中、見たいなことが書いてあったのでしばらく待とう、と思っていたら2年が経過。諦めて対応しているこのメーカーのものを買ったのだ。でも改めて今見てみたら今更ながらリリースされている・・・

それはさておき、さっそくフロントより開始。特に問題なく順調に外れたが、アッパーのボールジョイント外しに手間取った。プーラーで引き抜くのだが、手持ちのプーラーではびくともせず、プーラーが曲がってしまった。

DSC00793.jpg DSC00795.jpg 

フォーラムには、ここのボールジョイントの引き抜きには下記のようなタイロッドプーラーを使わないとダメだ、という記述はあったのだが、そんな馬鹿な、と無視していたらこのザマ。いったん中断してAutozoneへ。

行ってみたところ、在庫が見当たらないとのことで頭を抱えたのだが、店員が「これならたぶんレンタルツールがあるよ」 と教えてくれたので早速借りた。こちらアメリカでは、たまにしか使わないような特別な工具を店で用意してあって、一旦お金を払えば貸してくれるのだ。で、返しに行けば全額を返してくれるので、結果的にはタダ。非常に効率的である。物欲万歳の筆者には物足りないのだが。。

 DSC00796.jpg

無事取り外し完了。

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次にスプリングコンプレッサーで縮めて入れ替えてフロント完了。

 DSC00800.jpg

 

今度はリア。ショックの周りにバネがあるわけではないのである意味簡単。ロアアームを車体から外して隙間を作って交換。

DSC00890.jpg 

 

これで完成。フロント1cm、リア3cm(!)下がった。ベタッとしていい感じ♪

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物欲No. XX B&G Suspension S2 Sport Springs

$179.51

 


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年甲斐もなくまたも派手なスポーツカーを買いました [クルマ]

2008年にアメリカから日本に帰任した際、それまで乗っていた真っ赤なマスタングを持って帰り、頑張って車検を通して乗っていたが、またもアメリカに赴任となった。

祖国に帰そうか(?)一瞬悩んだが、言ってみれば7年落ち。それにどうしても買いたければ現地のほうが新車だって安く買えるということで泣く泣くドナドナしてきた。

 で、同じのを買ったか、というとそうではなく。結論から言うとDodgeのChallengerを購入した。しかもSRT8。70円台の超円高だからこそ決断できた。

 IMG_4770.jpg

 なぜマスタングにしなかったかというと、

1)アメリカではアメ車にしか乗らないと決めている(郷に入れば・・・)

2)でもやっぱりまだアメ車の信頼性に不安はある

3)なので、アメ車買うなら新車

4)12年モデルのマスタングはスタイルが嫌い(せっかく05年のFMCでクラシックの趣きになって格好良くなったのに、相次ぐMCで中途半端に最近の車っぽくなった)

5)新車で買えるクラッシクマッスルっぽいスポーツカーがこれだった

となる。このため、例えば車格でいえばCamaroも同列だが、あのスタイリングには全く興味なし。Bumblebeeみたいにロボットに変身しちゃいそうだし。

 アメリカでの車購入の常(?)で、手に入るまでまたもやすったもんだした(結局担当セールスマンが納車翌日にクビになってしまった)が、無事手に入れることができた。が住宅購入のあおりで家計が自転車操業。全くどノーマルで半年おとなしくしていたのだが、ほんの少しだけ手を入れられたのでご紹介。

カーボン調インパネステッカー

車種別専用で迷いようなし。お手軽♪

 IMG_1688.jpg

 

貼り付け前

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アメリカでの家購入大作戦(その15:ローン、諦めました) [ホーム]

今は晴れて無事入居し、家の無線LAN経由でUp出来るまでになったが、この間、ここまで以上に苦難の道なりであった。久々の投稿なので、ダイジェストにて。。


かみさんにアメリカ大使館→Fedex直行便にて書類は無事到着した。あとはローンの審査を待つばかり。ようやく入居かあ、長かったなあ、と思っていたが、そんなに甘くはなかった。

結局Larryからは何の連絡もなく、筆者が家族を迎えにいく日までにcloseすることは出来なかった。怒りを抑えて、戻ってくるまでに何とかなるよね、とメールを打ち一時帰国、一週間弱日本に滞在して家族を連れて戻ってきた、が、まだ進展なし。Larry曰く、Final approval processには入った、とのこと。それが何日かかるか、と聞くと、”早ければ”数日以内に、とまたいつもの答え。結局まさかの家族共々ホテル暮らしからのスタートに。子供たちはプール付きの”家”に喜んでいたが。

しかし、いつまでもこんなところにいる訳にはいかない。宿泊費が実費なのはもちろんだが、子供の学校が始まってしまう。
家族の赴任日を8/2にした一つの理由は、8/10からこちらの一学期が始まるのに合わせたかったからである。だが、住人でないと基本その学校には入れない為、ありったけの契約書類を持って、”もうすぐ引っ越すから”といって仮の入学手続きを済ませることには成功した。

しかし時は過ぎる。結局学校が始まってもまだ承認が下りない。Larryの言うFinal approvalで、また山のような質問(正確には40個)がやってきたのだ。
・日本からの送金銀行とバンカメへの送金銀行が合わないのはなぜか
 →ゆうちょから送ると、ドイツ銀行経由で送られる為、見かけ上つじつまが合わない
・Social securityの記録にArizonaの住所がいくつもあるが、これは何か
 →以前住んでいた家を引っ越した時と、帰国した後の為に登録住所を会社の住所に変更した為
・過去2年間の所得が今の会社からか、が分からない
 →提出した源泉徴収票に会社の名前が入っていなかった。結局再度人事に証明してもらうことに
・最近作ったAMEXカード、本人はCorporate Cardと言っているが本当か、と人事に問い合わせ

こんなやり取りを行ったり来たりしている訳で、間違いなくNever ending storyになると確信。迷いに迷った末に、Juliaにメールを打った。
”これ以上子供をホテルから学校に行かせるのは耐えられない。購入を諦めるから賃貸物件を探してもらえないか”、と。

彼女からの返事は、
”分かった、近くで探してみる。ただ本当にキャンセルするなら弁護士と相談した方が良い。なぜなら、ローンが下りなかった場合は無条件でキャンセル出来るが、今回は非常に長くかかっているだけで、キャンセル出来る条件を満たしているかが微妙。場合に寄っては訴訟の可能性があるから”
とのこと。
彼女は今回Realtorとして手伝ってもらっているが弁護士の資格も持っている。弁護士としてアドバイスすることが禁じられているとのことで、遠回しにリスクを教えてくれたのだ。

ということは、もうこの家を買わない、という選択肢はない。腹を決めた。

「ローンを使わず日本の全財産を送金、キャッシュで購入」

Juliaに確認したところ、ニコニコ現金購入であれば、バンカメのような質問は全くなく、単に耳を揃えて札束を積めばNo question askedとのこと。もうこれしかない。

こんなことになると思っていた訳ではないが、今回の日本帰国時に新生銀行から指定口座に外国送金を電話で出来るような手続きをしておいた為、この口座からなら自分は外国にいながらして送金が出来るのだ。(今まではかみさんにゆうちょのカウンターに行ってやってもらっていた)

定期預金、投資信託の解約、かみさんのへそくり口座全強奪・・・ありとあらゆる資産をかき集め、送った。8/16のことである。うまくいけば8/17に到着、その瞬間Title companyに振り込めばこの日が金曜日なので週末には入居出来るはず。だけどどうせそんなにうまい話はないからcloseは週明けか、と思っていたところ・・・

ここだけはうまくいった。

その通りになったのである。金曜日の朝残高を確認したところ、今まで見たことのない桁数のお金が入金されていたので、Juliaに、”入ってる!!”、と連絡、夕方に契約出来るよう手配をしてもらうとともに、Final walkthroughを実施。今晩からこの家に入れるのかなあ、という期待1割、どうせダメだろうという諦め9割で家をチェックした。
次に送金。ただうん十万ドルである。とても自分で振り込む勇気がなかったので、振込先の情報を持って銀行に直行、窓口でやってもらった。
午後になって無事送金が完了していることが確認でき、夕方Title companyのオフィスへ。山のような書類にサインをして、ついに、やっと、鍵を、貰うことが出来たのである。ちなみにこれが人生初の持ち家。。。


結果、
・家を買うと決めてからローン申請、ローンを諦めるまで:2.5ヶ月
・家を現金で買うと決めてからcloseするまで:4日

結果論だが、2.4ヶ月分のホテル代は無駄になったことになる。ま、ここまでシリアスにならない限り、現金で買おうなんて思うことはなかったので授業料か。。

こうして物欲の杜史上最高値の買い物が終了したのである。今は段ボールと格闘中。。。


※後日談だが、Larryが担当している、筆者より先に中国からやって来て家を買おうとしている人はまだclose出来ていないとのことだった。Good luck、、、



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アメリカでの家購入大作戦(その14:こんどは権利書ですか、しかも直前に) [ホーム]

精進することを決めた舌の根も乾かないうちに、またカッカとする事態が発生。

家が自分のものになるには、当然Title(権利書)を手に入れなければいけないのだが、ここテネシー州では夫婦の共同名義になっていないといけない、という法律があるらしく、closing時に二人のサインが必要、ということが判明。
判明、ったって、初めて知ったのは筆者だけでみんなは当然知っているはずだが、誰もかみさんがまだ日本にいてサイン出来ない、ということに気付いていなかったのだろう。

ローンが遅れながらもようやく承認される目処がたった今、あとは当日権利書にサインする”だけ”なのだが、そこには筆者のサイン”だけ”ではなく、かみさんのサイン”も”ないと終わらない、という訳だ。

言われたのが委任状をpdfで送るからプリントアウトしてサインしてすぐ送り返して、とのこと。ま、それならいいか、と思い、どこをどう書けば良いかをJuliaに細かくメールで問い合わせたのだが、やりとりが何だか噛みあわない。おかしい、と思って電話したところ、驚愕の事実が判明。彼女はなんと、日本でNotary(公証人)のサインももらって書類をFedex送り返せ、と言っている。しかもLegalサイズの紙でプリントアウトして。

確かにそれで思い出したのだが、こちらアメリカでの委任状は、その委任状にちゃんと本人がサインしたかどうかを証明する人がいて、その人の前でサインをしないとその委任状が有効にならない。日本では、サインはハンコで、本来そのハンコが固有のものなので他人が押せる訳ない、という前提に立っているからだろう、公証人なんて使わないよね。

こっちもそのシステムを知っていながら気付かなかったのも悪いが、どうすると英語のNotarizeを日本でできる、とかLegalサイズの紙が日本にある、とか普通に思えるんだろう。これって、日本にやってきたアメリカ人に対してアメリカで印鑑証明を取ってすぐ送れ、って言ってるようなもので、絶対に日本の不動産屋さんは言わないと思う。よく言われることだがアメリカ人は本当に世界のことに無知だ、というのを再認識することになった。

でも確かなことは一つ。これがないとせっかくローンが通ってもclose出来ない。

調べてみた。

日本で公証人、というと、筆者は10年以上前だろうか、公証人役場の人が事件に巻き込まれてよくニュースで出てきた時に初めて耳にした程度で、普通関わることはないと思う。それはさておき、公証人役場、というのは日本にもあちこちにあって、英語での紹介もあったりするので、出来なくはないらしい(ざっとしか見てないので確かではないが)。が、手数料を見てぶっとんでしまった。そのサインによって決まる契約の額に応じて金を取るらしく、1000万円超だと23000円!サイン一つに、である。こちらアメリカではただなのに。
ということで却下。

で、もう一つ手段があった。アメリカ大使館に行って証明してもらう、というこれも何だか面倒くさそうな感じ。よく見ると、アメリカ人向け限定ではあるがただでやってくれるらしい。これだ。
どっから見ても日本人のかみさんだが、一応アメリカ生まれのアメリカ人でもある。かみさんに連絡してアポを取ってもらった。

大使館のアポが取れたのが23日午前。そのままFedexに駆け込んでexpressで送るとこちらアメリカの23日午前に到着する計算。またもギリギリだ・・・・

ついでに思い出したが、Fedexが日本にもそこら中にある、と思っているのも腹が立つ。。。


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アメリカでの家購入大作戦(その13:完全に負け戦です) [ホーム]

16日になった。結局この日にClosingすることはなかった。

Larryから直接電話をもらった。現在のstatusがこうで、これこれこうしている。これはcorporateにしてもらうとことなので、僕としては約束出来ないけど、この日くらいにはどうなる・・・・

後になると、具体的にどう説明してくれたかが思い出せないのだが、要はちゃんと進んでいるよ、ということを筋道を立てて説明をしてくれる。なぜだか彼と話していると、何だかうまく行っているかのように錯覚するのだ。後から冷静に考えると、少なくともこうなることは彼はもっと前に知っていたはず、とも思うのだが。

今の筆者の状況ははギャンブルに似ているかも、と思ったりする。ギャンブルの場合、次こそは当たるかも、と思ってやめることが出来なくなる。家も、次の期限までにはうまくいくかも、と思って抜けられないのだ。Larryもその辺の客の心理をよく分かっているのかもしれない、相変わらず揺るぎのない自信に満ちた口調である(それがしゃくに障るところもあるのだが)

家の引っ越しを終わらせておきたかったのは、もちろん家族のためなんだけど、自分の予定通り行かないことに腹を立てているだけのところもあって。いっちゃえばローンなんて、貸す側が首を縦に振らなければ借りられるはずなくて、ビジネスと言えど全然対等ではない。それなのに、こっちは客なんだぞ、見たいな意識が多分にあったんだと思う。
Juliaは、closingが出来ない場合の代案として、close以前に引っ越しその他のセットアップだけはさせてもらう契約を作ってくれようと動いてくれたのだが、$100/dayを払ってしかも住むことは出来ない、という内容で、これではただでさえホテル住まいで住居費がものすごいことになっているのに倍払うことになってしまう。確かに家のセットアップはちょっとは進むしありがたかったんだけどこれも断念した。

そんなこんなで万策尽きて、ようやく”なるようにしかならない、無理せず流れに身を任せよう”、と思うようにした。負け戦、と思ったがこれも考え方次第。最後にちゃんと契約出来れば負けではない、と考えるようにした。

・・・といいつつ、銀行はいくら遅らせても何も損はしないしずるい!って思っている自分がいる。精進が足らないようだ。。

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アメリカでの家購入大作戦(その12:とうとうキレてしまいました) [ホーム]

本来のClosingを週明け月曜日に控えた金曜日。Juliaから連絡があり、Larry曰く、翻訳の遅れのせいで月曜日のCloseは難しいかも、とのこと。
後から冷静に考えれば、書類に不備があった訳で予定通り行かなくて当たり前だったのかも知れないが、Larryからは何の連絡もなかった為、予定に変更はないものと思っていた。それがまたこの有様。蕎麦屋の出前にも程がある。

とうとうキレてしまいました。

今回の借金しようとしている額は、円高パワーのお陰もあって円換算するとめちゃくちゃに大きな額ではなくて、実は今日本にある定期預金やら株式やらを全部足せば払いきれない額ではない。もちろん本当にやったら元本割れやら何やらで結構な損になるのだが、この時はこれ以上この銀行と関わりたくない、と本気で思ったのだ。

Juliaに、このローンをキャンセルすることを考えようと思う、とメールをうった。

1分もしないうちに電話がかかってきた。彼女は、この家購入自体をキャンセルしようとしている、と勘違いしたようだ。思っていることを話そうとしたが、余りに興奮していたせいか全然英語が出てこない。がんばって話しても、あなたの言っていることはこういうこと?と毎回聞き直して来る有様。頭の中が日本語モードで興奮しているのでSVOCにならないのだ。

取りあえず一旦電話を切って再度メールをうった。16日までにclosing出来るか、少なくともはっきりと何日にclose出来るか約束出来ないようであれば、ローンをやめるとLarryに伝えてくれ、と。

で、16日を迎えることになる。

これがたまたまか分からないが、今日は13日の金曜日。

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アメリカでの家購入大作戦(その11:やっぱりアメリカ人は日本語が読めないようです) [ホーム]

Closingを1週間後に控えた中、RealtorのLarryからメールが。
日本語のW-2フォームが字がつぶれていて読めない、とのこと。W-2とは日本で言う源泉徴収票みたいなもの。アメリカに最近住んでいないため、アメリカ国内の記録上最近無収入の筆者が、家を買う為の借金が出来る人間かどうかを”ちゃんと”証明しないと、リーマンショックを経験したこちらの銀行はそうそうとお金を貸してくれないらしい。
取りあえず手元にあった源泉徴収票に日本語訳を自分で付けて送っておいたのだが、よく見ると確かにpdfの解像度が低く、細かい字はつぶれている。けど、日本人なら何て書いてあるかは十分予測出来る範囲。
翻訳は専門の会社に委託しているらしいが、所詮日本語ネイティブではない人たちであったことがはっきりと判明。彼らは、”平成23年”が西暦何年かちゃんと分かってくれるだろうか・・・

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アメリカでの家購入大作戦(その10:どっちを信じれば良いの?!) [ホーム]

バンカメCorporateからメールが。
”これこれこの書類が届いておりません。7/6までに送付頂く約束です。本日10日延長申請の用紙を送付しましたので必要に応じて記載下さい。ですが10日以上遅れるとこの話はなかったことにします”

筆者的にはローカル担当のLarryに6/27に全部資料は渡している。源泉徴収あたりの翻訳はあるけどそれがまだ届いていないのかと思いつつ、嫌な予感がしたのでLarryをccにいれつつその旨を記載し、Larryにも”16日Closing前提でUtilityや引っ越しの手配してるし、頼むよ”、的なメールを送ったところ、Corporateから即返信が。

”16日Closingは到底無理なので遅らせることをお勧めします。早くても7/30が精一杯です”

・・・今まで数あるアメリカ生活トラブルの中でも最大級のショック。家族が赴任するまでに生活セットアップを済ませる為に3ヶ月差をつけたのに、セットアップ完了どころか家族でホテル住まいからスタート??
考えただけでクラクラしてきた。

気を取り直し、冷静に、と自分に言い聞かせながらLarryに連絡を取ってみるが音信不通。しばらく待っても連絡がつかないので、これはもう全員総動員しかない、と作戦変更。
そもそもこの案件、こちら側のエージェントJuliaにしても売り手側エージェントにしても、そもそも売り手自身としても早くこの契約を完了させたいと思っているはずで、これ以上遅れることは誰も望んでいないはず。そこでみんなにリークしてLarryにプレッシャーをかけて貰おうと思ったのだ。

Juliaに連絡、こんなことになってるんだけどどうなってるの?と一報を入れたところ、案の定売り手エージェントにも連絡が飛び、全員でLarryに総攻撃?がかかったのだ。

・・・程なくLarryから電話がかかってきた。しかし相変わらず沈着冷静な物腰だ。こちらもいきなり犯人扱いしないよう丁重に、と心がけて彼の話を聞き始めた。
が、彼曰く、Closingが7/30に延びることなどない、とキッパリ。こちらは予定通り必要書類は送付済み、後は翻訳の分だけでこれも明日にでも完了予定。Corporateはその辺が分かってないから余裕見て脅かしているだけだろう、と。

今までこのようなトラブルがあった時のアメリカ人の対応は、言い訳に徹すること、に尽きる。よくも考えついた、というような珍回答も枚挙にいとまがない。
が、今回は違った。正面から大丈夫、と言い切っている。電話をしていて、取りあえず新鮮な気持ちになっていたことだけは間違いない。

ま、どっちを信じるか。あと1週間で結論が出る。


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